留置場での規律と生活

留置場はどんな場所で、どんな人が生活しているのでしょう

留置場に入る人は

留置場は警察署内に設置されている施設で、警察に逮捕された人が、被疑者として勾留される場所です。
警察に通常逮捕や現行犯逮捕、緊急逮捕された場合、代用監獄(代用刑事収容施設)として連れていかれ、ここで制限された生活を送り、警察の取り調べを受けることになります。
※検察や麻薬取締官に逮捕された場合は、主に拘置所へ連れていかれます。

中には生活苦の路上生活者等が万引きや自転車泥棒などの軽微な犯罪を犯し、衣食住目当てに利用する不届きものもいます。

留置場はどこにある

留置場は警察署又は警察施設の上層階に留置施設を設置されている場合が多いです。
これは警備上や逃走防止を目的に、2階以上であることや、警察の事情聴取を円滑に行うためです。

留置場に入るにあたり

留置場へ入るにあたり、逮捕された被疑者は一回以上の事情聴取を受けたのち、留置場へ連れていかれ、検査を受けます。
検査内容は、身長体重を計り、傷や入れ墨・タトゥーの有無を調べ、危険物を所持していないかお尻の穴等を確認されます。
服装は自殺防止や治安維持を目的に、スウェット等が貸し出され、私服は警察署の倉庫等で保管されます。
金銭は警察署内の金庫で保管されます。

入場時に名前の代わりとなる「番号」を与えられます。

留置場では自分の持ち物はほとんど使うことができず、決められた衣服や日用品のみで生活しなければいけません。
■入場時に提供されるもの
・歯ブラシ(新品だが簡易的な安物)
・タオル(薄いハンドタオル)
・石鹸(使い古しの物)
■貸し出される衣類
・スウェット
・Tシャツ
・パンツ
・靴下
※留置場内で数に限りがあるため、各1~3枚程度。
※女性は最初に購入させられるところもある。
※貸し出される衣類は何人もの人が繰り返し利用したものです。
■貸し出される日用品
・石鹸ケース
・歯磨き用コップ
・サンダル
・老眼鏡
■留置場で購入可能なもの
・歯ブラシ(提供されるものよりはずいぶんいい品)
・タオル(提供されるものとほぼ同等品)
・ハンカチタオル(15×15cmくらいのもの)
・シャンプー(リンスインのもの)
・便箋
・封筒
・切手
※男性は下着が購入できないので、差し入れを待つほかない。

留置場での服装

警察署から貸し出されるグレーの上下スウェット
自前や差し入れされたスウェットで過ごすことも可能だが、ひも付きの物やパーカーは持ち込み禁止など、厳しい規定がある。
※特に女性被疑者の場合は、警察署で扱っているものとほぼ同じものでなければいけないなど、とても厳しいが、下着などは警察署内で購入できる。
※男性被疑者の場合は、パンツ・靴下・Tシャツも貸し出し品を利用しなくてはならず、警察署内での販売もないため、差し入れ品がないと厳しい。

牢屋(部屋)の様子

留置場内の4~6人用居室

4~6人くらいが入る8~10畳(トイレ込み)くらいの部屋が一般的。
机やいす・棚などは一切ない。
冷暖房完備で一年を通して一定の室温に保たれている。(場所によっては夏場寒すぎたり、冬場暑すぎたりするところもあります。)
留置場がいっぱいでない場合は、一部屋につき3人ずつの場合など、時期や場所・人数の関係で警察署の運用により異なります。

牢屋(部屋)のトイレ

各牢屋(部屋)には必ずトイレが設置されています。
複数人で生活しているため、敷居は存在するが、アクリル製の窓がつけられているが、座ったりしゃがんだりすることにより排泄シーンは見られないようになっている。
基本的に和式の水洗トイレとなっていますが、外国人対応用に洋式の水洗トイレが設置されている牢屋(部屋)もあります。

トイレにはロール紙など設置する場所はなく、アクリル製の確認窓枠にチリ紙を置いておき、無くなるたびに留置担当官に「チリ紙ください」と、お願いして分けてもらう必要があります。
風邪をひいたり、花粉症であってもティッシュはもらえないので、チリ紙を代用するほかない。

牢屋の掃除

逮捕された被疑者が暮らす牢屋(部屋)の掃除は被疑者自ら行います。
掃除の時間(午前中)に掃除機とバケツ・雑巾を渡され、掃除機掛けとトイレ掃除を行います。

くさい飯と言われる留置所の食事

食事は1日3回。牢屋(部屋)の中で食事をとります。
検事調べなどによる送検や裁判所へ行く場合を除き、留置場で食事をとります。
くさい飯と言われていますが、くさいわけではありません。
留置場では食事を作る施設がないので、冷たいお弁当等を提供しています。
温かいものは味噌汁、お茶、白湯が提供されます。
机やテーブルがないので、1畳分のゴザを部屋に入れてもらって、テーブル代わりに使用します。

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