08.留置場の食事

食事は1日3回。牢屋(部屋)の中で食事をとります。
検事調べなどによる送検や裁判所へ行く場合を除き、留置場で食事をとります。
くさい飯と言われていますが、くさいわけではありません。
留置場では食事を作る施設がないので、冷たいお弁当等を提供しています。
温かいものは味噌汁、お茶、白湯が提供されます。
机やテーブルがないので、1畳分のゴザを部屋に入れてもらって、テーブル代わりに使用します。

朝食

お弁当屋さんのプラスチック容器に
・ご飯
・主菜(コロッケやハムなど)
・副菜(ほうれん草のお浸しなど)
・お新香
・プラスチックのお椀にお茶又は水
・味噌汁が提供される留置所もあります。
が提供される。

昼食

・食パン4枚
・マーガリン1つ
・ジャム1つ
・マーマレード又はチョコ味ジャム1つ(1枚分足りない・・・)
・ミニおかず(シューマイ1個や揚げ餃子1こ)
・ジュース(オレンジ、アップル、ヨーグルト風味がローテーション)
が提供される。
又、昼食に限り、「自弁」といって、お弁当やおかずを購入することが可能。各留置所によって購入できるものは異なる。
(例)カレーライスやカツ丼・唐揚げ弁当、目玉焼き・ソーセージなどのおかず、カフェオレ・牛乳・野菜ジュースなどの飲み物、場所によってはラーメン・チャーハン・餃子などの中華メニューの存在するところもある。

飲み物(ジュース)は日替わりでローテーションします。

夕食

お弁当屋さんのプラスチック容器に
・ご飯
・主菜(魚フライや野菜炒めなど)
・副菜(ほうれん草のお浸しなど)
・お新香
・プラスチックのお椀に味噌汁
・プラスチックのお椀にお茶又は水
が提供されます。

朝食・夕食のお弁当は冷えた状態で提供されます。
クオリティや量はコンビニののり弁をしょぼくした感じです。

食事は出入口のドアからではなく、格子に30cm×20cmくらいの窓から渡されます。
この格子越しのやり取りでガックリ来てしまう人が多いようです。

食事のたびに、醤油とソースも一緒に部屋に入れてもらえます。
基本的に薄味なので、ご飯に醤油やソースをかけて食べる方もいます。

お菓子やジュース

昼食時に自弁というものが購入できると記載しましたが、お弁当やおかずなどは平日のみとなり、土日祝日はお菓子が自弁として購入できます。
各留置場で購入できるものは異なりますが下記のようなものが選べます。

  • アンパン
  • ジャムパン
  • ロールケーキ
  • どら焼き
  • カプリコ

飲み物も自弁として(昼食時のみですが)購入することができます。これらは平日・休日問わず購入が可能です。

  • カフェオレ
  • 野菜ジュース
  • 牛乳

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする